助けてサルトル先生、あるいは愛が欲しいという話

夢を見た。

好きな人から好きって言われる夢。

薄暗くて薄汚い路地で、その人に「○○さんのことが好きなんです」って言われて、その時、本当にこの人のこと好きだったんだっけ? この人でいいんだっけ? なんで好きだったんだっけ?こんな顔だったっけ? 私この人の何を知ってて好きなんだっけ?この人は私の何を知ってて何が好きなんだろう? って思う夢。

悪夢じゃん。


ねこはかわいい。何時間でもじゃらしてられるし、何時間でも撫でていたい。

膝の上で寝るのがすごく可愛いので膝の上に乗せてなんとか寝かしつけようとする。私の脚と脚の間にはまってリラックスしきって寝ているねこ、温かくて小さくて、かわいい。

でもテレビのチューナーの上でも同じようにリラックスしきった愛らしい寝顔で寝ている。

私でも機械でも、彼女にとってはどうでもよくて、動かなくてあったかければいいんだなと、自分が置換可能な存在であることを確かめて安心する。


誰かの唯一無二になることが怖い。助けてサルトル先生!

発達障害の検査と診断の意味、もしくは僕らのやっていきについて。


大学生で発の達の診断受けたい人は障害学の本読むか授業取ってAもらうかしてから受けた方がいいと思う。


発達障害」が自分にとって、自分の人生にとって、自分の人格にとってなんなのか、考えをはっきり持っておかないと自分の可能性を潰してしまう可能性がある。


診断受けて「自分は障害者だから無理」とか「障害さえ無ければ」という風に思うくらいなら診断を受けることは避けた方がいい。


自分は自分だっていう境地に達してから受けても遅くはない。


それとは別にWAISは、自分の苦手や得意を知るために受けてもいいと思う。1350円払う気があればの話だけど。

私はずっと「聴覚刺激への反応が弱い」「ワーキングメモリーが終わってる」「衝動性がやばい」って親に言われてたけど、検査の結果平均より高い能力があるし、衝動性も普通であることがわかって、やる気と環境次第だなって前向きな気持ちになった。

逆に処理速度はやや遅いけどミスなくこなせることがわかって自信が持てた。

協応動作が苦手だけど人の話を聞きながらパソコンに内容を打ち込んでいくのは職場の誰より早いのは言語をいじる能力でカバーしながらやってる可能性が高いこともわかった。


やっていきましょう。それしかない。


WAIS-III受けてきた続き


〈前回までのあらすじ〉

発の達の検査を受けるも、ADHD的な特徴は見られず、やる気の問題である事がわかってしまった私!一体人生はどうなってしまうのか?!復学は?!卒業は???!


*下位検査についてはググってください。


心理士さん「というわけで、ソーシャルスキルがあるさんの場合、検査全般を総合した数値が優れているので生活で顕著な支障を来すことはないと思われます。」

私「まじすか」「いや、いろいろ忘れたり…あと段取りができなかったりとか…いろいろやばいんですが」

心「それは…言語的な意味のない記号的情報の処理が苦手なことに関係して、新しい場面に対応しづらさがあることは考えられます。自分にとって意味が掴めないと、忘れたりするかもしれません。その時は余裕のあるスケジュールを組む事が望ましいです。」

私「いや、スケジュールを組むのが苦手だし、そもそも新しい場面に適応する前に支障が生じるじゃないですか…」

心「……。」


心「また、言語理解と処理速度との差があるので、ご本人の中で葛藤とか焦りが生じることがあるかもしれません」

ここで母親の台詞がフラッシュバックする。

『ソーシャちゃんは頭の中で色々な事をいっぱい考えてるから、文章が苦手なのよね〜妹ちゃんはあんまり考えてないからさらさら文章が書けるのよね〜』

(こういうことを妹と私の前で平気で言う、母親にはそんなところがある)


私「心あたりがあります。よくメモが短すぎてわからないとか、文章が説明不足だといわれるのですが、言語理解の特徴(端的に理解、表現する)と処理速度の遅さが関係しているように思います。」

心「そういうこともあるかもしれません。」


心理士さんはみるからに若く話し方はぎこちなかったけど、感情を交えず(非常にありがたい)落ち着いて親切に説明してくれた。




〈受けてみて思ったこと〉

・偏りのない結果を見せて「私は定型発達だぞどうだ」って母親にドヤってやりたかったのに結局普通に偏った発達をしていた。

・しかも「高い言語理解に比べて処理速度が追いつかなくて焦ったり億劫さを感じる」という母親が普段から言ってることと同じ分析結果が出たので悔しい。

・処理速度が遅かったがその下位検査2つで「誤答が一つもない」こと、【数唱】得点が比較的低いがそれでも平均的なことはほっとした。頑張って発達したと思う。

・【語音整列】得点が【数唱】に比べて優位に高かったのは結構珍しいパターンらしい。人の発言を一言一句違わずに復唱する必要がある仕事をしてきてるのでその影響だと思う。仕事を頑張ってきたと思う。


頑張ってきたのはいいとして、復学は〜〜??

続く(続かないかもしれない)

2017/05/29の日記

フランケンシュタインの恋を見て、こんな、生きづらさを抱えた全ての人へ、みたいなドラマ、普通に刺さるに決まってるじゃん…悔しい…でも刺さっちゃう……って思ってた。

ぶっちゃけ、義足の幼児が一生懸命走るシーンは陳腐ギリギリのところを綾野剛の存在感に救われた感じだったね。

そんな訳でこのドラマでいう「怪物」って

人と違う恐怖

誰からも愛されない恐怖

大切な人を傷つけてしまう恐怖

のことなんだなって思った。(怪物における三つ組の恐怖)

この恐怖と闘い続けることを研さんは義足の幼児に説きながら、自分にも誓ったんだね。


これらの恐怖を胸の中に抱えない生き物が人間なんだろうか。いや、そうではない(反語)。

これらの恐怖と常に向き合い、内在的な戦いを戦い続けることが実存への道ではないか。

これらの戦いを戦い続けることが「怪物である」ことなら、何をもって「人間になる」って言えるんだろうか。

前話で言ってた「人を思いやる」とか、そういうことだろうか。それって怪物であることより、随分薄っぺらだなあ。

そんなことを考えていた。




2017/05/24の日記

やりたいことしかやりたくないけど強いられればやりたくないことでもやれる。しかもやりたくてやってることより強いられてやったことの方が結果を評価されることが多い。

これは人生の仕様ミスです。


今日は「人間生きてればガスが止まることくらいあるんだよ」という発言をしてしまい、わかったような口を利いたことに軽く自己嫌悪した。

人生のことなんて何もわかってないくせに、うっかり料金を滞納してガスを止められた人の気持ちなんて、もっとわかってないくせに。


小さい頃、家のガスが止められて銭湯に行った思い出がある。

ちょっとした非日常にワクワクしていた。ガスが出ないなら卓上コンロで調理を行うことを提案すると母親は「なるほどそうね」と言っていた。

非常事態というか土壇場が好きで計画性が全くない性格の核はこの頃にできたに違いない。

公共料金を滞納しがちだった母親の罪は重い。


「お金を払わないとお水や電気やガスは止められちゃうのよ、じゃあ全部払わなくて、最後に止められるのはなんだかわかる?」

銭湯に向かう車の中で母親はクイズを出した。なんでも自分の頭で考える子どもを育てたかったんだろう。

真面目な親なら「公共料金と税金を期日までに振り込む」ことを教え込むのかな。私が母親から学んだことは「ガス→電気→水道の順で止まる」ということだった。

公共料金支払わなかったくらいで死なないし世の中にはもっと大切なことがある。


大切なことってなんだ?大切なことを何一つ大切にできてないのにまたわかったようなことを言ってしまった。

謙虚さが足りない。

でも世界に対して謙虚になってしまったら死んじゃうじゃん。

どうすればいいんだろう。

2017年5月23日の日記

頑張れない。

何もやる気にならず、スマホ漬けになっていた。

昼まで寝ている無職(諸説あり)弟を泊り勤務から帰った母親が叱っていた。

私が家にいる件に関してはノーコメントだった。母親は発達障害のテレビ番組の話をしようとしたが面白くならなさそうなので他の話をした。母親が出ていってから、寝ながら『刺さった男』を見ていたら、会社で仕事がない父親駅ナカの袋を提げて帰ってきた。焦った。

特に申し開きすべき事は無いんだけど。いやあるけど。父親、私が休学について何も言わず黙って休学届を置いといたらサインしてくれた。だからどうして休学したいのかとかちゃんと言ってない。ちゃんとした理由が無いからだけど。

平日の昼間に家族大集合なのキツイから駅ビルに行った。ろくな服がないのでブックオフで何枚か半袖シャツと、パジャマが欲しかったので化繊のヨガパンツを買った。いま履いている。ポリエステルらしく暑いが、そんなに蒸れない。

本当は早く卒業して、普通っぽい職について、親を安心させたい。この思いは本物。


2017/05/18の日記

他の人の意見を聞きながら一つの案をまとめ上げていくという人生で十本の指に入るくらい好きな作業をしていた。よりよい形にまとめるために、人格がぐちゃぐちゃなみんなのぐちゃぐちゃな脳みそを寄せ集めてウンウン言いながら、時に喧嘩になりながらアイデアを書き留めていった。

メンバー各自が日本語が不自由だったり、性格に偏りがありすぎたり、アイデアの塊だけど5分以上それを覚えていられなかったりするし、途中で眠くなったりするし、和やかの対極みたいな話し合いだった。